| 隆一's profile我愛咖哩 ~ひとりよがりの映画日記in台湾~PhotosBlogLists | Help |
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August 17 君のためなら千回でも本当に・・・美しい映画です。
前半、雪のかぶった山々を背景に凧が舞う映像もさることながら、主人公アミールと友人ハッサンをはじめ、
父親、奥さんとの心の触れ合いが、胸に沁みました。
原作の小説は読んではいないのですが、その内容自体が素晴らしいと聞いています。
時として、素晴らしい小説が駄作の映画になることもありますが、
この作品にはおいては、原作を裏切ることなく、映画という媒体によって、ひとつの作品世界を作り上げています。
私の想像ではありますが、この作品は作り手が原作に感動し、その行間を理解し、原作の持ち味を十分に引き出したのではないかと思います。
映画がおもしろいかどうかは、最初の10分で決まるという話を聞いたことがあります。
この作品において、最初の10分に特別に派手な目をひくようなシーンはないのですが、
キャラクターの表情、カメラワーク、場面展開、セリフ回しといった基本的な要素により、いい作品であることは間違いないと確信しました。
ソ連のアフガン侵攻にはじまる泥沼の内戦が映画の背景にあるのですが、声高高と平和を叫ぶのではなく、
その影響を受けた人たちの心理描写を通じて、ささやかなタッチで、人と人とのつながりの美しさが描かれています。
以前に見た「アポカリプト」もそうなのですが、人に感動を与える映画は、映画を構成する様々な要素が、
作り手の深い思い入れによって、優しく暖かい光を放っているものであるかと思います。
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